NZのバイリンガル問題

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TV等で英語を流暢に話す帰国子女タレントやアメリカ育ちの日本の俳優を見るにつけ、「バイリンガルはいいなあ」と思ったことはないだろうか?私がNZに派遣で行っていた時に、夫がNZ人で妻が日本人のサークルで講演会を頼まれたことがあった。私が臨床心理学を学んでいると知り(その時はまだ院生だった)、講演会後、10人ほどのお母さんたちから一人ずつの面接を依頼された。相談事は主に二つあった。一つは「どうすれば、子どもがバイリンガルになれるのか?」そして、もう一つは「子供が13~4歳になると、父親とばかり英語で話し、英語力が不足している自分とは心の悩みを話してくれなくなることが辛い」というものであった。良く聞いてみると、必ずしもすべての子がバイリンガルになるのではなく、日本語が片言程度しか上達しない子供も少なくないようだった。その頃の私は、まだまだ勉強不足で、満足いく回答は出来なかったが、英語圏に住んでいても、二つの言語を自由自在に話せるバイリンガルになるのはそう簡単ではないことを知った。