昔から「学力を伸ばしたければ、読書をさせなさい」とよく言われてきた言葉です。確かに良く本を読む子は、言葉もいっぱい知っているし、思考力や想像力が豊かなような気がします。しかし、ごく最近まで「読書好きな子は学力も高い」は、あくまで因果関係ではなく、相関関係の域をでませんでした。なぜなら、そもそも読書好きの子の家庭では、親がとても本を読む人たちだったり、よく図書館や本屋さんに行って一緒に本を選んだりしていて、非常に読書環境、ひいては落ち着いた学習環境が整っていることが学力を高めている可能性があるからです。そこで、文科省や国立青少年教育振興機構などが調査開始をしました。では、その結果のいくつかを紹介します。
●読書好きの子はどの教科においても成績が良い(ただし、読書量や図書館利用頻度とは関係が薄い)
●子どもの頃の読書量が多い人は、意識や非認知能力と認知機能が高い傾向がある。
●興味・関心にあわせた読書経験が多い人ほど、小中高を通した読書量が多い傾向にある。やはり、昔から言われているように、読書好きの子は、どうも成績が良さそうです。