変わりゆく倫理観・道徳観~2025‐2026

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2025年になったと思ったら、あっという間にもうすぐ7月になってしまいます。今年の後半は一体どんなことが起きていくのでしょう?「7月5日には大災害が起きるのでは?」と不安を煽る言説がSNSに溢れているのが気になります。これはこれはあくまで私見ですが、私は今後1~2年の間に、世の中の倫理観・道徳観が大混乱していくと考えています。世界中の国が「自国ファスト」となっている昨今ですが、巡り巡って自分さえよければ良いという「自分ファスト」になっていく社会を私は警戒しています…これまでは、良識ある大人は、可能な限り倫理的・道徳的であろうと自らの行いを律してきましたが、今後は法律さえ犯さなければ何をしても構わないと考える輩が大幅に増えていく予兆がすでに出始めています。それは例えば、当たり前すぎてこれまで選挙法では想定していなかった非倫理的・非道徳的な振舞いが、昨年あたりから政治や企業の世界で急激に目立って来たことからも明らかです。ここで大切なのは、改めて「倫理とは何か?道徳とは何か?」を私たちは立ち止まって考え直す必要があるということです。一般的に倫理は「社会生活の中で、職業人・組織人として守るべき規範」であり、道徳は「善悪をわきまえながら人と共に生きていく上での、個人的・内面的な行動規範」と言われていますが、その規範そのものが脆弱になってきているのは恐るべきことです。さらにもう一つ、やっかいな事態となっているのは、生成AIの出現です。今年5月にGoogle社から発表された、VEO3の動画は、もはや一体何がリアルで何がフェイクなのかほとんど区別がつきません。いかにも本物らしい文章・画像・動画はあまりにもリアルすぎて、2025年から2026年にかけては、おそらく善悪の区別や事実と虚構の境目が全く見えなくなる世界が訪れる可能性大です。したがって、物事の善し悪しを教える教育者にとっては受難の年になっていくかもしれません。ですが、それでもなお、先生たちにはSNSリテラシーやAIリテラシーをしっかりと教え、人が生きていく上で大切な倫理観・道徳観を子どもたちの心に育んでいってほしいと願っているのは私一人ではないでしょう。