ジャガイモの色はどうする?

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 昔々、4年生を担任している時に、畑から掘り出したジャガイモの観察をすることになりました。前日の帰りの会で「明日は、ジャガイモを観察カードに書くから、色鉛筆を必ず忘れずにもってくるように」と念を押して子どもたちに伝えました。

 次の日の朝、二人の児童がやってきて「色鉛筆忘れてきてしまいました…」と、今にも泣きそうな顔で言いました。私は二人に「どうすれば良いか二人で考えてください」と伝えました。私は、おそらく隣のクラスの友達に借りるか、クレヨンで代用するのではないか思っていました。さて、集めた観察カードを見てみると、二人の書いたジャガイモは誰よりも本物らしく描かれていたのでびっくり。聞いてみると、「色々考えて、畑の土で色を付けてみました!」と答えたのです。とかく忘れ物をした時にただ叱ったり、誰かに借りてくるように指示したりしがちですが、子どもが何かミスをした時には、まずはどうすればそのミスをカバーすればよいのかを考えさせることは、非常に重要だと改めて感じたエピソードでした。